アスペルガーだけど普通になりたい←行き過ぎると自傷行為です

アスペルガー 発達障害

こんにちは、マイノリライフです。
いまは諦めて自分らしく生きてますが、むかしは普通という言葉に執着してました。

とうとう普通にはなれなかったぼくだけど、気持ちはかえって楽になった気がします。

今日は、普通になりたいと強く願って、頑張り続けて、疲れてしまった方に向けて、もう少し楽な生き方と、ぼくの話をしてみようと思います。

普通になりたいと苦しむより、アスペルガーとして楽に生きよう

普通にはたぶんなれないし、なれてもそれは自分を押し殺すことだからです。

  • なんとなく自分は周りと違うなと思う
  • 「変わってるね」と言われ続けてきた

こういう経験ありませんか?
ぼくの場合は常にこの感覚があって、やがて発達障害の診断を受けました。

特にアスペルガー症候群の方はこの感覚が強いと思います。

単純に「ちょっと人と違うなー」くらいならいいのですが、アスペルガーはADHDも併発してることが多く、人よりもできないことが多かったりする。

ところで下記の文章を見比べてみてください。

  • できないことが多いからできるようになりたい
  • 自分は普通じゃないから、普通になりたい

このふたつの文章って、まったく違う意味の文章ですよね。
でも心の中では、もしかするとこのふたつをごっちゃにしてしまっているかもしれない。

ぼくはそうだったのですが、本当はできないことができるようになりたいと思っているのに、普通になりたいと勘違いしているのかもしれません。

改めて自己紹介です

ぼくは24歳くらいのときに発達障害の診断を受けました。
そのとき言われたのが、下記です。

  • アスペルガー症候群
  • ADHD
  • 自己愛性パーソナリティ障害(二次障害)
障害者手帳も持ってます。精神2級ですね。
ちなみに、自己愛性パーソナリティ障害はまぁ寛解したのかなと。
全快することはないと言われているので、寛解です。

なんとなく人と違うなと感じることも、人よりできないことも多かったので納得でした。

ぼくの場合は自己愛性もあり変に開き直っていたので、診断を受けた後よりも、診断を受ける前のほうが普通になりたいという気持ちが強かった気がします。

普通という言葉には実体がありません

環境が変われば、何が普通かもかわるからです。

極端かもですが、アメリカでは飛び級進学が当たり前でも、日本では当たり前じゃないですよね。

また、発達障害とはっきり診断を受けると「自分は人と違う」という気持ちばかりに目がいって、定型発達の人たちにも個性があることを忘れてしまいがちになるかもしれません。

当たり前じゃんと思うかもですが、これ意外とあると思うんですよ。

  • 定型発達はなんでもできるスーパーマン
  • 定型発達の人は大体こういう感じでしょ

1回くらい思ったことありません?

何が普通かは環境によって変わるし、誰かにとっての普通は別の誰かにとっては普通ではないかもしれない。

普通という言葉にこだわっても意味ないと思います。

大切なこだわりを押し殺しても苦しいです

個人的にフォローしてる普通の方ですが、ときどきツイートをお借りしてます。

当たり前ですが、いわゆる普通の人だって自分を騙して、心に嘘をつくのは苦しいんです。

普通になりたいと願い続けてきた方って、たぶん強い劣等感を抱えているんじゃないかなと思います。

自分を否定しすぎて、劣等感が強くなってくると、自分は全部間違っているんだと思い込みやすい。
でもちょっと変わってるからといって間違ってるわけではなくて、感情に正しいも間違ってるもありません。

アスペルガーでこだわりが強い場合は特にそうなりやすいはず。
自分にとっては大切なこだわりでも、周りからしたら理解できなかったり、くだらないものに見える。

この積み重ねで自分は間違っていると思ったり、自分の考えを押し込めたりしやすくなります。

どちらが正しいとか間違ってるとかじゃなくて、自分がそう感じたなら「ぼくはそう感じた」でいいんです。
これは定型発達でも、発達障害でも変わりません。

できないことはできないこと

こちらもぼくがフォローしている方のツイッターなのですが、勉強になることが多く、よく遡って読んでいます。

そもそも人には向き不向きがあるのは当たり前で、それは定型発達の人でも変わりません。

  • 発達障害だとできることとできないことの差が激しい
  • 特に仕事に必要な能力には、発達障害にとって苦手なものが多い

例えばマルチタスクですね。
コンビニのレジ打ちとか簡単な仕事と言われがちですが、アレものすごくマルチタスクで難易度の高い仕事なんですよ。

ぼくもやってましたが、もうめちゃくちゃ現金過不足が多い。
1週間に2~3回はレジ内の現金がずれるし、9000円くらいの不足をだしたこともあります。

ペンギンはペンギンなので、飛ぼうとしないで水の中で能力を伸ばしましょう。

できることはもっとできるようになること

資質は「心の利き手」とも言われていて、資質にあったことなら速くラクにできるようになり、逆に資質にないものはできるようになるのに苦労します。

引用元:「得意技」を身に付けるには『北斗の拳』でなく『ONE PIECE』でいくのが正解!/いつでも転職できる③

こちらは今朝読んだ記事です。
表現が分かりやすかったのでお借りしました。
資質というのは、生まれつきやこれまでの経験から積み上げてきた能力です。
好き嫌いや向き不向きも資質として定義されてました。

ようするに、

好きこそものの上手なれ

ってことです。

ことわざって大昔に考えられたのに本質を捉えてるというか、真理だなぁと思うことが多くて、好きなものの方が上達するのは当たり前ですよね。

  • していて楽しいこと
  • 得意だと思うこと

これを見つけて伸ばしていきましょう。

今はどんなものでも武器になる時代です

もしかすると、好きなものや得意なことはあるけど、役に立つものじゃないなんて思ってませんか?
生きていくために、お金を稼ぐために使える能力じゃないから役に立たない。

でも今はやり方さえ工夫すれば、どんなものでもお金を稼げる時代です。

ここから例えを挙げますが、ちょっと長いので流し読みで問題ありません。
ただ工夫次第でなんでもできる時代になりつつあるので、マジで好きなことしか頑張れないタイプの方は読んでみてください。

  • 園芸
  • スポーツ
  • 絵描き

例えばこれらは趣味としてやっている人も多いものですが、むかしよりも仕事にしやすくなりました。

  • 園芸
    →園芸店や習い事。庭師や街路樹手入れの仕事。アフィリエイト
  • スポーツ
    →チェーンのフィットネスクラブの出現で間口が広がった
  • 絵描き
    →Web漫画やアプリゲームの絵師。個人でのネット販売

特に絵描きなんて、一昔前はほんの一握りの人しか仕事にできないものでしたが、インターネットの普及や出版社が増えたおかげで仕事としての間口は確実に広がりました。
(芸術方面はあまりわからないのですが、芸術っぽい絵を描いてる人も応用で漫画やイラストで稼げそうな気がします。想像ですが)

園芸はむかしから仕事の間口が広かったと思いますが、最近は園芸関係の検索をする人が増えていて、アフィリエイトで狙い目になりつつあります。

もっと仕事にしづらそうな例も挙げますね。

  • ゲーム
    →サイト運営によるアフィリエイト
    →YouTubeブームでプロゲーマー増加
  • 食べ歩き
    →食べ歩きサイトでアフィリエイト
    →YouTubeで広告収入

ちなみに、ぼくはあまり詳しい領域ではないのですが、これらのアフィリエイトで稼ぐのはかなり難易度高いはずです。

ゲームも食べ歩きも競合が多すぎますし、食べ歩きはアフィリエイト商材が少ない。
ただ、本気で工夫すればこれらでも稼げる気もします。

  • ゲームのアフィリエイト
    →個人ブランディングとマーケティングの工夫で固定ファンを増やす
  • 食べ歩きサイト
    →地域特化の巨大サイトを育てて、飲食店に営業をかけて有料掲載

かなりの覚悟と努力がいりますが、営業力と質の高いコンテンツを作る能力があればいけるはずです。

ぼくは普通を捨てる覚悟を決めました

これがぼくの覚悟です。
顔も名前も、障害者手帳もすべて晒してます。
普通は載せないと思うし、割りと頭おかしいと思います笑

これらをここに載せる目的ですが、

読者の信頼を得る

ぶっちゃけこれだけです。

何でこんな覚悟をしているかというと、ぼくにはこれしかないからです。

普通じゃないことしか武器が無いので、普通じゃないことでとことん突き抜けようと思ってます。
どういうことか、順番に話しますね。

普通に囚われていた母は苦しそうでした

ぼくは発達障害で診断を受けてるのですが、家族で診断済みなのはぼくだけです。
発達障害っぽいぞと気付いたのも今の奥さんで、診療所も探して連れて行ってくれました。

きちんと診断も受けて、自立支援制度の紙もつくって(手帳は面倒だったのですぐにはつくりませんでした)、あるとき母に診断を受けたことを話したときのことです。

きっと受け入れられなかったんでしょうね。
母はめっちゃキレてましたよ。

「そもそも普通って何だよ」
「とにかくお前は普通だから」

こんな感じの一点張りで、取り付く島が無い。

今だから思うのですが、ぼくよりも母の方が「普通」って言う言葉に囚われていたのかなと思うし、なんだか苦しそうでしたね。

ちなみに、今はもう受け入れられたみたいで、ぼくも楽になりましたが母も今の方が楽そうに見えます。

ぼくは未診断の人を発達障害っぽいとは書かないようにしてるのですが、母に限っては絶対ぼくと同じでアスペルガーとADHD入ってますね。

今は時々母に「マジアスペすぎでしょw」とか「こないだ多動すぎてやばかったわ」とかふざけて言いますが、笑ってます。
普通じゃないと思うけど、これはこれで楽なので、普通になりたいとはもう思いません。

こだわりもずれた価値観も、大切な信念です

先日のぼくのツイートです。
ブログはポートフォリオとしてこの会社に出してるので、もし見られたらと思うと恥ずかしいのですが、呟きました。

ずれた価値観かもだけど、好きなものは好きだし、面接でその会社の方と話せて嬉しかったことが、ぼくにとって大切な気持ちだからです。

そして下記がぼくの現状です。

  • 割りと新婚で、奥さんを扶養に入れてます
  • 転職活動中で無職。来週からアルバイトです
  • 県内で全社落ちるまで、希望業界の求人しか応募しないつもり

常識的に考えて何でもいいから就職しろって感じですが、もうちょっと粘ります。

そもそもの能力が人より低い代わりに、好きなものなら過集中みたいなのはちょっとある感じがしてます。

たぶん普通は「生活のために」とか「仕事だから」とか割り切るものだと思うのですが、やってみたけど無理でした。

ぼくはそれだと稼げないと思ったので、全力を尽くしたい場所を目指します。

割り切って居るなら、そこは居場所じゃない

この前まで営業会社にいたのですが、なんとなく居心地が悪かったです。

ツイートの通りで、みんなとぼくは向いている方向が違いました。
一度はその会社でずっと頑張ろうかなとも思ったし、営業には好きな部分もあったのですが、本当にやりたいのは別のことでした。

体育会系の会社で、ぼくも頑張ってはいたので、助けてくれる人が多くてありがたかったし、普通に好きでした。
だからこそ、違う方向を向いて、本気になれないのも申し訳なかったです。

心の底から頑張れなかったのと、いつしか無理やり営業が好きと言うようになった自分に気付いて辞めました。

居場所はあったけど、ずっと居れる場所ではなかった。
本当はできないことを、自分を騙してできると言っても仕方ないですね。

好きなことしてる方が、頭が冴えます

転職サイトに書いた自己PRです。

この考え方が正しいかは分からないけど、ぼくの中で明確なビジョンが浮かんでいるのは分かってもらえますよね。

  • 好きだから明確なビジョンが持てる
  • ビジョンが明確だから、何をするべきか分かる
  • やっていて楽しいから、するべきことが捗る

これは定型発達・発達障害に関わらず誰でもそうだと思うのですが、発達障害だと向き不向きの差が大きいので、向いてることをしないと厳しい。

同じ成果を得るにも、発達障害は定型発達に比べて時間がかかりやすい。
できないことが多いからこそ、できることで勝負しないとジリ貧ですよね。

普通になりたいと思うより、自分がどうなりたいのかをきちんと考える必要があります。

ぼくは誇れる特技がないので、恥ずかしい自分を武器にします

ぼくのIQ検査の結果です。

発達障害ってひとつだけずば抜けて高い能力があったりとか、低い能力が多い代わりに高い能力はちょっとした天才みたいな人もいるらしいですが、ぼくはご覧の通り。

正直どこか高い場所ないかなと期待してたのですが、見事になしでした笑

・定型発達の人と比べて、能力が劣る
・発達障害の中でも、突き抜けたものが無い

ってことですね。
これだとジリ貧なので自分にあるものって何かなと考えたのが下記です。

  • 人より低い能力
  • 数々の失敗談
  • 理解されづらいずれた価値観
  • 発達障害の診断と障害者手帳

いいトコひとつもなかったので、これを武器にするしかないと思いました。
することはコンテンツ作成。つまりこのブログです。

  • 弱者の成長ストーリーは見ていて面白い
  • 失敗や弱みの克服ストーリは、需要がある
  • ずれた価値観は差別化になる
  • 発達障害というパッケージを使える
  • 障害者手帳があるから説得力がある

発達障害というパッケージを使えるとかゲスいかもですが、そんなこと気にしてる余裕ないので笑

強みという武器が無いなら、弱みを武器にするしかないという発想です。

普通になりたい気持ちは分かりますが、たぶん無理です

話が脱線していたような気がしますが、本質はブレていなかったはず。

・本当はできないことをできるようにしたいだけ
・できないことが多いから、できることに特化する

普通になりたいという願いに対して、上記を力説してきました。

もちろんすべての人がぼくと同じ考えだとは思いませんし、 これはこれでかなり大変なので、軽い気持ちでオススメはできません。

ただ、普通になりたいと頑張るのもだいぶ大変なのはご存知ですよね。
しかも大変な割りにリターンが少ないはず。

  • 普通になった成果として手に入るものは、普通のリターン
  • 突き抜けた成果として手に入るものは、突き抜けたリターン

そして申し訳ないのですが、たぶん普通にはなれません。
どんなに頑張っても、能力的には平均のちょっと下くらいでしょう。

めちゃくちゃ頑張って、人の何倍も頑張って、その結果が平均に届かないとかきついです。

普通を諦めるのは覚悟がいるけど、納得して生きられる

ここまで読んでくれてありがとうございます!
ぶっちゃけ今日は、かなり好き勝手に書いたし、公開するか迷いました。
だけどこれがぼくの本音なので、ブログに載せます。

最後に、むかしのぼくも普通になりたいと強く願っていたのですが、それは勘違いでした。

本当は普通になりたいんじゃなくて、別のできるようになりたいことがありました。
今は少しずつそれができるようになってきたので、今後も精進しつつ、ほかのことにも挑戦しようという感じですね。

ぼくはこれからも普通にはなれないと思うので、覚悟を決めてアスペルガーな生き方をしていこうと思います。